投稿日|2019.7.8
自動車の修理は?
大切なものの破損も任意保険があれば補償アリ?
物損についての損害賠償は対物賠償のある任意保険で対応できます。
自賠責保険は適用されませんが、過失のある相手には賠償請求ができます。
ただし、物損事故の場合、慰謝料は原則として認められません。
・補償額は時価
交通事故で壊れた物品は時価が補償額になります。
加入している保険会社に確認してみましょう。
補償額は過失割合に応じ減額されることもあります。
事故で壊れたという証明のためにも事故現場では車以外に
壊れた物品の写真も撮っておくといいでしょう。
・自動車
<修理が不可能な場合>
全損として事故直前の車の時価
(同じ車を買い替えるのに要する費用=交換価格、中古市場での価格)が
損害額となります。
<修理が可能な場合>修理代が損害額となります。
ただし修理代が車の時価よりも高いときは時価が損害額となります。
また、修理しても車両価格が下落(格落ち)する場合には
評価額が認められます。
買い替え・修理期間中の代車料やレッカー車代金、保管費、
登録・車庫証明などの費用も計上できます。
・自動車以外の物損
店舗など建造物の破損、その修理に関わる休車損害、
積載荷物の損害補償など。
PCや携帯電話、腕時計、鞄等々、その他の物も
修理が不可能なものは時価で補償。
※衣類や眼鏡(コンタクト含む)など、
事故時に身に付けていた物については人身事故の補償範囲と
みなされて、自賠責保険で賠償されることがあります。