投稿日|2017.10.3
温冷交代浴は手術後の腫れの強い手や足、または怪我、骨折などの後で起こる関節の拘縮、ひどく痛みの強い手や足の治療の一環として行われます。
自宅、あるいは勤務先でも可能ですので、1日に最低でも4回、出来ればこれより多く交代浴を行ってください。
(1)自分の腕あるいは足が十分入る大きさのバケツを2つ用意する。
(2)片方のバケツに42℃前後の温水を入れる。
(3)もう一方のバケツに10℃前後の冷水を入れる。
(4)まず、温水に患肢を2分程度つける。
(5)続いて冷水に30秒~1分程度つける。
(6)(4)、(5)の操作を4~5回繰り返し、温水で終わる。
これが終わると腕はポカポカと暖かくなりますので、この間に関節を十分に動かしてリハビリに励んでください。
1,2回の交代浴のみで十分な持続効果は得られません。
毎日根気よく効果の出るまで続けてください。