投稿日|2019.6.11
交通事故現場ですることは? ・必ず警察を呼ぶこと-事故の調査・確認をしてもらう 事故現場の実況見分が行われます。警察が来るまで、現場はできるだけそのままの状態にしておく必要があります。 車の位置関係、道路のタイヤ痕・スリップ痕、事故現場の見通しはどうだったのかなど、把握しておく、可能なら写真に撮っておくといいでしょう。 ・目撃者は重要 事故の目撃者がいる場合は必ず、警察の実況見分に立ち会ってもらえるか頼んでみましょう。利害関係のない目撃者の証言は警察にとって信頼が高く、客観的な目で状況を説明してもらえるので、より公正さを得ることができます。 ・被害者と加害者 交通事故に遭うと誰もが自分こそは被害者だと思い込みがちですが、自動車損害賠償責任保険では過失の大小にかかわらず、ケガがあるかないかで被害者・加害者の区別をします。 双方にケガがある場合は、ともに被害者であり、加害者でもあるということです。 ・「実況見分調書」 「実況見分調書」とは、人身事故の場合、警察が現場検証を行い作成する書類です。 どのようにして事故が起こったか、当事者双方も事情聴取されます。自分の意見は冷静にきちんと伝えることを心がけましょう。 負傷して救急車で搬送されたため、相手の立ち合いのみで実況見分調書が作られる場合もあります。双方の言い分が異なり、後日トラブルのもとになると予想される場合は、こちらの立ち合いでの調書も作成してもらえるよう、できるだけ早めに警察へ申し出ましょう。