投稿日|2017.10.10
TFCCとは、手関節の小指側にある軟骨・靭帯・髄鞘などの複合体を言いクッションの役割や手関節の安定性に関係しています。
TFCCを傷めると、タオルを絞る時やドアノブを回す時など手関節を捻る動作で小指側に痛みを感じます。
原因として、転倒などにより手をついて発症する外傷性と長年手首を使う事により少しずつ痛んでくる慢性的なものもあります。
治療としては、手関節を安静にするために固定を行います。
固定期間は症状により数週~数か月に及ぶものまで様々で、固定方法も傷め方や傷めた程度によりギブス固定や装具固定、テーピング固定などを行います。
ほとんどの場合、固定及び電気治療やレーザー治療によりよくなりますが、良くならない場合は詳しい検査が必要となる事もあります。