投稿日|2017.9.16
足根管症候群とは、足関節の内果の周囲において足根骨と屈筋支帯と呼ばれる繊維性組織の間のトンネルで、神経が圧迫されて起こる神経の障害です。
足の裏や指先にかけての痺れ感などの知覚異常が現れたり、なかには足首の内側に疼痛を生じることもあります。
また夜間に痺れがひどくて眠れない事もあります。
さらに長期に及ぶ場合は、足裏や指先の筋力が低下して歩行に支障をきたすこともあります。
治療としては、安静・薬物療法・足底挿板などの装具療法などが行われます。
以上のような治療で、多くは症状の改善が見られますが、症状が改善しない場合や、長期間に及ぶ場合は手術療法を用いることもあります。