投稿日|2019.2.18
CRPSってなに? CRPSは、Complex Regional Pain Syndrome の略称で、外傷などをきっかけとしてのちに痛みや浮腫のために、関節の拘縮や発汗異常などが起こる疾患です。この疾患は、骨折・打撲・捻挫などの治療期間中に生じた自律神経系の異常緊張が原因であると言われています。 どんな症状が出るの? 自律神経系の異常緊張から血管の収縮が生じて血液による栄養補給が行き渡らなくなり、激痛を感じることもあります。また、筋委縮や骨萎縮が見られ、腫脹、関節拘縮、皮膚の色調変化、発汗異常など様々な症状があらわれることがあります。 どんな治療があるの? 保存的治療(手術をしない治療) ・温熱療法(渦流浴・交代浴・ホットパックなど) ・浮腫の除去(患肢の高挙・ハドマーなど) ・可動域訓練(痛みのない範囲での関節の運動、患部のマッサージなど) ・その他(電気治療・レーザーや近赤外線などの光線療法などによる疼痛の緩和) もし不明な点があればスタッフにお気軽にご相談ください。