投稿日|2019.7.19
腰部脊柱管狭窄症とは?
背骨にある脊柱管を通る馬尾神経が骨の変形や
周囲の靭帯の肥厚によって圧迫されることにより
生じる病気です。
症状は?
歩いたり長い時間立っているとだんだん足がしびれたり
痛くなってきて、ついにはしゃがみこんでしまいます。
一休みするとしびれや痛みが消え、再び歩き出すことができます。
それは立ち歩くことによって脊柱管が狭くなり、
前かがみでしゃがむことによって脊柱管が拡がるためです。
そこで手押し車に乗れば自然に腰は、前に曲がり症状は出にくくなります。
治療は?
リハビリでマッサージや電気治療など痛みを和らげる治療を
行ったり固まっている筋肉をストレッチ体操で伸ばします。
また神経の血流をよくするお薬を用います。
リハビリや投薬治療でしびれはよくなりますが
どうしても楽にならない場合はMRIなどで詳しく検査を行い、
脊柱管を拡げる手術を考慮します。
基本的には腰の骨の変形による病気ですので完全には治りにくいですが
ほとんどの場合が保存的な治療で症状は緩快しますので
がんばって治療していきましょう。
不明な点等ございましたらお気軽にスタッフにご相談下さい。