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腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛について (向日市|整骨院)

投稿日|2017.12.7

椎間板というのは、背骨と背骨をつなぐ軟骨の事で、粘り強い性質を持っています。

このおかげで、背骨の強さと柔らかさが、作られているのです。

所が下の方の腰椎では、いつも体重の約3分の2の重さを繰り返し支えているので、30歳ごろ早い人では10代後半、20代後半から、少しづつ弱く脆くなっていきます。

重い物を持ったりしたときは、椎間板が圧迫されてへしゃげてしまいます。

へしゃげた椎間板は、脊椎神経の通る管に向かって飛び出します。

この飛び出すことをヘルニアと言います。

腰椎部の脊柱管に向かって飛び出した椎間板は体重のストレスのかかりやすい第四頚椎と第5頚椎の間又は第5腰椎と第一仙骨の間に多く見られます。

腰椎椎間板ヘルニアは、脊髄から出て足へ向かう神経を圧迫します。

このため、お尻、太ももの後ろ、ふくらはぎが突っ張って痛くなり足が痺れてきます。

この痛みや痺れの事を坐骨神経痛といい、坐骨神経痛はほとんどが腰椎椎間板ヘルニアによって起こります。

背骨を伸ばすと痛みが強くなるので腰を曲げて歩いたり、寝る時には膝を曲げて横向きで寝るようになります。

治療法としては、まず安静に痛み止めの薬を飲んだり、湿布や軟膏をを用います。

リハビリでは痛みを取る為に腰を引っ張ったり、電気治療、温熱療法、マッサージなどを行います。

又仕事中は腰にコルセットをつけると痛みが和らぎます。

症状が軽い場合は以上の治療で大抵症状は取れますが、きつい場合は、薄い鉄板の入ったしっかりしたダーメンコルセットを付けたりMRIで検査をし、入院して手術をした方が良い事もあります。

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