投稿日|2017.9.1
<はじめに・・・>
胸郭出口症候群とは第一肋骨、前、中斜角筋(頚の筋肉)で形成される胸郭出口部において、神経・血管束が圧迫・牽引されて起こります。
<特徴>
【牽引型】 【圧迫型】
・女性に多い ・男性に多い
・なで肩、首長 ・筋肉質
・やせ型 ・怒り肩
・不良姿勢 ・平均年齢は牽引型に比べ多い
・肩甲骨の易下垂性
・若年者に多い
<症状>
・頚部~肩甲部への疼痛~
・肩こり感
・上肢の疼痛
・手の痺れ、手指の血流障害
・頭痛
・立ちくらみ、めまい
・全身倦怠感
<治療法、予防>
1、まず一番大切な事は、自分の病気を理解し、病気に対する不安感を取り除くことが第一選択です。
2、次に電気治療、鍼灸治療、マッサージなどを主体に行います。なで肩ややせ型の方には運動療法(水泳)なども有効的です。
3、予防として、症状を悪化させる動作を避け、同一姿勢での作業を長時間継続せず休憩を取り、ストレッチなどを取り入れ工夫することが大切です。
少しでも気になることがございましたご来院ください。
お待ちしております。