投稿日|2019.2.18
温冷交代浴は手術後の腫れの強い手や足、または怪我、骨折などの後で起こる関節の拘縮(かたまり)、ひどく痛みの強い手や足の治療の一環として行われます。自宅、あるいは勤務先でも可能ですので、一日に最低でも4回、できればこれより多く交代浴を行ってください。 1 自分の腕、あるいは足が十分に入る大きさのバケツを2つ用意する。 2 片方のバケツに42℃前後の温水(お風呂の温度程度)を入れる。 3 もう一方のバケツに10℃前後の冷水(冬場であれば水道水、夏場であれば水道水に氷を浮かべた温度)を入れる。 4 まず、温水に患肢(病期の腕)を2分間程度つける。 5 続いて、冷水に30秒~1分間程度つける。(痛みが強い場合には、我慢せず、時間にこだわる必要はありません) 6 4、5の操作を4~5回繰り返し、温水で終わる。 これが終わると腕はポカポカと暖かくなりますので、この間に関節を十分動かしてリハビリに励んでください。1、2回の交代浴のみで十分な持続効果は得られません、医師の指示に従って、毎日根気よく効果の出るまで続けてください。 もし不明な点等ございましたらお気軽にスタッフにご相談ください。