投稿日|2019.2.8
はじめに… 股関節に起こる変形性関節症で、なんらかの原因で股関節の関節軟骨に摩耗や損傷が発症し、 病気の進行に伴って、関節の変形が著しくなります。本疾患は、変形性関節症で膝に次いで多く、 高齢の女性に多くみられます。 症状 ・動作開始時の痛み ・長時間歩けない ・安静時痛や夜間痛を伴う 夜痛みの為、睡眠が障害される ・日常生活動作での障害 (例)片足立ちができない 靴下の着脱が困難 爪を切れない など ・痛みが腰より下にある ※変形性股関節症の痛みが起こる場合は、股関節の場所に限定されるものではなく、股関節以外の場所にも痛みを 覚える場合がよくあります。 治療 治療は保存療法が第一選択です。そこで、積極的に運動療法を行っていただきます。 運動療法は筋力低下の防止や、関節を動かすことによって体温を産出し体液循環の促進をします。 また、関節の運動指示や関節への衝撃吸収を目的に行います。 たとえ、レントゲンなどで変形性股関節症が進行しているからといって手術をしなくてはいけないということはあ りません。目標はあくまでも、日常の生活が支障なく過ごせることです。 それでも、歩くこともままならない、痛みの為に睡眠が障害される、日常の生活が障害されるなどといった方には 手術が必要になってきます。 まずは、運動療法をしっかりと頑張って行いましょう!! 不明な点等ございましたらスタッフにご相談ください。