投稿日|2017.5.1
今回は、交通事故後の治療についてです。
「痛い!ダルい!しんどい・・まず病院へ!」
*通院について
交通事故で体に異常を感じたらすぐに病院へ行きましょう。痛みを我慢して
数カ月後に後遺症が出た場合は交通事故との因果関係が証明出来ません。
むち打ちの場合、レントゲンでは診断しづらいので、たとえ「異常なし」と言われても、
どこが痛いのかしっかりと説明し、診断書は必ず受け取りましょう。また、健康保険で
どれくらい診察してもらえるのかも聞くようにしましょう。
*通院の間隔が空くと困る例
・事故後10日くらいしてから痛みが出て病院へ行く➡事故との因果関係が証明できなくなる
・怪我の治療で1ケ月以上病院へ行かない期間がある➡通院期間が空くことで事故とは無関係、
治療の打ち切りとみなされる
痛みを我慢して通院間隔を空けると保険会社の方から、治癒したと思われる場合もあります。
保険の早期打ち切りも検討されますので、痛みのあるうちはしっかりと通院しましょう。
*痛みのある場合は必ず人身事故扱いで!
加害者から「点数の累積で免許停止になると仕事をクビになるので、人身事故にしないでください」と
言われても、痛みがあるなら人身事故扱いにして、すぐに病院へ行くべきです。
【自賠責保険は、人身事故扱いでなければ適用されないからです。】
被害者が後に後遺障害となり、泣き寝入りすることも多々あります。
交通事故は初期の対応が重要。
すぐに病院へ行った方が、早期に治療を終えて社会復帰できます。
まずは自分の身体を治すことに専念しましょう。