投稿日|2017.5.11
*「病院・整形外科」と「整骨院・接骨院」は、どちらも自賠責保険が適用されると
治療費は0円です。
交通事故に遭った場合に併せて通院している人も多く、その理由としては、病院・整形外科
だけだと次の診察までの間隔が空き、痛みや不安感が増すことに加え、一日も早い社会復帰が
できるように治療を受けたい、ということがあります。
*痛みは我慢すると一生付き合うことになります・・・治療院選びは大切です!
病院を根拠もなく頻繁に変えるのは好ましくありません。診断書を書いてもらうための心象は
大切で、後遺障害が残った場合には、その心象で判断を左右されることもあります。
また、病院を変え過ぎると治療経過が分からず、診断が曖昧になるということも起こります。
あまりにも違和感を感じた時は、周囲の人にどの病院がいいか、評判を聞いてみましょう。
治療を続ければ改善の余地があるのに主治医から症状固定と判断された場合は、できるだけ
保留にしてもらい、交通事故の相談機関を探して問い合わせてみましょう。あるいはセカンド
オピニオンを求めることを検討してください。
治療の継続で改善の余地があるのに症状固定にするのはおすすめ出来ません。
*「症状固定」とは・・・
これ以上治療しても改善が見込めないと医師が判断し治療をストップした状態です。
この判断を受けると、残存する症状については後遺障害として損害賠償の対象になり、
保険会社の示談交渉が始まります。そのタイミングで納得できるのかどうかは、症状経過を
診てきた医師とよく相談して決めることが大切です。
*同じ日に2箇所で治療・施術を受けた場合でも、自賠責基準での傷害事故の慰謝料は一日あたり
4200円の定額です。交通費に関しては個別に自宅からの請求が出来ます。