投稿日|2015.6.4
左踵の痛みを訴えて来院されました。
CC:左踵の痛み
PI:平成27年1月上旬より左踵の痛みが発症。
特に思い当たる誘因はありません。
サッカーをした後に左踵の痛みが増強する。
腫脹、熱感、発赤
安静時痛、歩行痛、走行痛、荷重痛、ジャンプ動作、
pain on motion :底屈・背屈
圧痛:踵骨骨端部
学校6年生
スポーツ:サッカー (6日/週、1時間/日)
いつも履いているトレーニングシューズにヒールパッドを処方しました。
ヒールパッド処方後痛みが70%軽減しました。
シーバー病とは???
骨端核が存在するような年齢の時に繰り返される踵部分でのストレスがこの疾患が発生する原因だといわれています。
もともと、軟骨成分の多い子供の骨は衝撃にも弱く、腱による強力なけん引力がかかると軟骨部分では容易に骨がはがれてしまいます。
膝においてはオスグッド病がよく聞かれますが、それとよく似た病態だと考えていただくと、わかりやすいかと思います。
一回の外傷によって発症することは少なく、明らかな原因が無い中で、運動中に痛みを訴えることが多いようです。
しばらく様子を見ていますが、痛くて踵をつけることができないような状態になることもあります。
やはり、運動によるアキレス腱の張力と、繰り返される踵への衝撃が発症する原因であると考えられます。
また、アップシューズで練習しているときはさほどでもないのですが、スパイクを使用中には特に突き上げによる痛みで、さらに痛みが増強するという特徴もあります。
治療としては、一時的に運動や体育を控えて様子を見ることで、痛みは楽になってきます。
ですので、将来的にスポーツができなくなるなどといった心配はありません。
※当院、予約優先とさせて頂いておりますので、御来院の前に
お電話を頂けますとお待たせしないお時間をご案内できます。
※当院には駐車場が3台ございます。
万が一満車の際は向かいの三井パークをご利用ください。
60分無料となっております(当院が200円負担いたします)
向日市 ひろた鍼灸整骨院
ホームページ
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