投稿日|2017.6.14
ガングリオンという病気は、良性のできものです。
全身の関節にできますが、特に手首の周囲に多くできます。
ガングリオンは、風船のように袋状になっており、中にはゼリー状の液が入っています。
少しづつ大きくなっていくため、打ったり、捻挫したとかの覚えがないのに痛みを感じるようになります。
特に手首、を曲げたり、伸ばしたりしたときに痛みが強くなります。
また手首をよく見ると大豆位の硬いできもの(腫瘤)に気づきます。
診断として、エコー検査を行う事で中の様子は分かります。
治療は、自然に消えることが多いので、経過を見ることで大丈夫ですが、痛みのある方に対しては、ガングリオンの液をふき取る場合もあります。
ただし、ゼリー状の液をふき取った後に再発することもしばしばあります。
いずれにしてもガングリオンの多くは自然に消失もしくは小さくなるので心配ありません。