投稿日|2018.12.14
ガングリオンという病気は、良性のでき物です。
全身の関節にできますが、特に手首の周囲に多くできます。
ガングリオンは風船のように袋状になっており、中にはゼリー状の液が入っています。
少しずつ大きくなっていくため、打ったり、捻挫したとかの覚えがないのに痛みを感じるようになります。
とくに手首(手関節)を曲げたり、伸ばしたりしたときに痛みが強くなります。
また、手首をよく見ると大豆くらいの固いできもの(腫瘤)に気づきます。
診断としてエコー検査を行うことで中の様子はわかります。
治療は、自然に消えることが多いので、経過を見ることで大丈夫ですが、
痛みをある方に対しては、ガングリオンの液を抜き取る場合もあります。
ただし、ゼリー状の液を抜き取った後に再発することもしばしばあります。
いずれにしてもガングリオンの多くは自然に消失もしくは小さくなるので心配ありません。
気になる方は、スタッフにご相談ください。