投稿日|2017.5.25
【むち打ちには色んな症状があります!】
*むち打ち・・正式には『外傷性頸部症候群、頚椎捻挫』
首や背中に急激なショックが加わり、首が前後にムチのようにしなることが原因で
生じる、首や肩、背中に痛みがある症状をいいます。
交通事故にあったその日はほとんど症状が現れず、翌日以降に首筋・背中・肩のコリや
痛みなど様々な症状が出てくることが多いようです。
また、首の周囲に密集した自立神経のバランスが崩れることで、吐き気やめまい、頭痛のほか、
腕や手のしびれ、食欲不振、脱力感などの症状が出ることもあります。
むち打ちの症状には個人差があり、これらの症状が複合的に現れたり、気候によって症状が
重くなったり、さらにその後数年から数十年にわたって周期的に現れ、後遺症に苦しむ人も
少なくありません。
実際、首や肩のコリの原因が、数年前の交通事故によるむち打ちだったというケースもあります。
*むち打ちは神経症状・・レントゲンやMRIでは判断しにくい
むち打ちは首の筋肉や靭帯、関節の損傷によります。病院では、骨に異常がなければ=骨折して
いなければ、むち打ちの診断はされずに済まされることもあります。
湿布と痛み止めだけでは、むち打ちに対処できないこともあります。痛みが長引くときは整骨院や接骨院
で併せて診てもらうことを検討してみるのもいいでしょう。
後遺症として残さないための予防にもなります。
*柔道整復師の技術・・触診で骨のゆがみやズレが分かる
骨が折れているのか分からないまま整骨院へ行き、触診でこれは骨折と判断、整形外科へ紹介状を書くと
いうことも日常的にあるといいます。