腰部脊柱管狭窄症 (向日市|整骨院)(2017.10.18)
腰部脊柱管狭窄症とは・・・?
背骨にある脊柱管を通る馬尾神経が、骨の変形や周囲の靭帯の肥厚によって圧迫されることにより生じる病気です。
症状は?
歩いたり長い時間立っていると段々足が痺れたり痛くなってきて、ついにはしゃがみこんでしまいます。
一休みするとしびれや痛みが消え再び歩き始めることが出来ます。
それは立ち歩くことによって脊柱管が狭くなり、前かがみでしゃがむことによって脊柱管が拡がる為です。
そこで手押し車を使用したり、自転車に乗れば、自然に腰は前に曲がり症状は出にくくなります。
治療は・・・?
リハビリでマッサージや電気治療など痛みを和らげる治療を行ったり、固まっている筋肉をストレッチ体操で伸ばします。
また神経の血流を良くするお薬を用います。
リハビリや投薬治療で、痺れは良くなりますが、どうしても楽にならない場合はMRIなどで詳しく検査を行い、脊柱管を広げる手術を考慮します。
基本的には、腰の骨の変形による病気ですので完全には治りにくいのですが、ほとんどの場合が保存的な治療で症状は緩快しますので頑張って治療しましょう。
踵の痛み (向日市|整骨院)(2017.10.16)
踵にはアキレス腱があり、これは腓腹筋とヒラメ筋が合体したもので、踵後方突起に付着しています。
このアキレス腱周囲には滑液包と呼ばれるクッションがいくつかあり、ここに痛みが出る疾患がいくつか考えられます。
1、ハグランド病
2、アキレス腱皮下滑液包炎
3、アキレス腱周囲炎
原因
・スポーツ活動
・長時間の作業による慢性的なアキレス腱への刺激
・間違った靴選び ・・・など
治療
これら病態メカニズムは多少の違いがあるものの、症状や治療についてはほぼ同様です。
治療は保存的治療が原則です。
まず、誘因となったスポーツ活動を一時中止して、短期間の非ステロイド抗炎症剤を処方し、リハビリとしてストレッチ、筋力強化を行います。
頑固な症例ではステロイド注射を試みたりします。
また、アキレス腱にかかる負担を軽減する目的で足底板の装着を行います。
TFCC損傷 (向日市|整骨院)(2017.10.10)
TFCCとは、手関節の小指側にある軟骨・靭帯・髄鞘などの複合体を言いクッションの役割や手関節の安定性に関係しています。
TFCCを傷めると、タオルを絞る時やドアノブを回す時など手関節を捻る動作で小指側に痛みを感じます。
原因として、転倒などにより手をついて発症する外傷性と長年手首を使う事により少しずつ痛んでくる慢性的なものもあります。
治療としては、手関節を安静にするために固定を行います。
固定期間は症状により数週~数か月に及ぶものまで様々で、固定方法も傷め方や傷めた程度によりギブス固定や装具固定、テーピング固定などを行います。
ほとんどの場合、固定及び電気治療やレーザー治療によりよくなりますが、良くならない場合は詳しい検査が必要となる事もあります。
膝蓋骨脱臼・膝蓋骨不安定症 |(向日市 整骨院)(2017.10.6)
膝蓋骨脱臼とは??
膝蓋骨が正常な位置から外側に外れることを言います。
原因
大きく分けて先天的に膝蓋骨の不安定症があるものと、1回の外傷により発生するものとに分けられます。
不安定性の原因としては、膝蓋骨の形・位置に異常がある場合や、膝蓋骨が治まる大腿骨の形に異常がある場合が考えられます。
外傷では膝を曲げた状態で、力を入れたり踏ん張ったりしたときに大きな力がかかって発症します。
例えばジャンプの着地や、ダッシュ時からの急なストップ動作中に起こります。
または、スポーツ中に人とぶつかったりした際に起こることもあります。
症状
不安定性によるものでは、膝がガクッと崩れるような不安感があります。
外傷によるものでは膝の強い痛みと腫れがあり、膝の内側に強い圧痛を認めることがあります。
治療
不安定性によるものでは、膝蓋骨が外側に移動しにくくするパッドが付いたサポーターをして、膝を安定させます。
更に大腿四頭筋の筋力強化をします。
外傷性ではギブス固定を約2週間行います。
またサポーターをして筋力増強訓練を行います。
通常は4~6週間で症状は落ち着きます。
しかししばらくしても症状が変わらない場合、再脱臼をよく繰り返してスポーツや日常生活に支障が出る場合は、手術をして膝蓋骨が脱臼しないようにする方法もあります。
膝蓋骨が脱臼を繰り返すと、膝蓋骨の裏の関節軟骨に傷がついたり、骨折を起こしたりすることもありますので注意が必要です。
スポーツ障害に対する治療 (向日市 整骨院)(2017.10.4)
スポーツ障害は、使い過ぎなどで起こるもので、痛みを伴うものです。
#障害の原因を知る
障害の治療では、先ずその原因を知ることです。
症状に対する治療を行い、たとえ症状が取れても、傷害の原因を取り除かない限り再発を繰り返すことになります。
原因を探ることが大切で、用具、環境、速度、テクニック、コンディションこれらが適切であるかどうかをチェックすることから始まります。
これらは、自部自身や指導者がある程度チェックすることが可能です。
そして、その原因を取り除くことが、スポーツ障害の治療となります。
#対症治療
a)局所の安静
b)冷却療法
★(アイス、マッサージ・アイシング)
急性炎症、慢性炎症、練習後、リハビリテーション後に効果的
運動直後に感覚が無くなるまで行う。(約10~15分間)
<目的>
・痛みの除去
・運動後の炎症を抑える。
・血管を収縮させることを目的とする。
このため15分以上行わないこと。長時間の冷却は血管をむしろ拡張する。
この他、冷却には血管拡張時間をコントロールし血行を改善させる作用と神経筋疲労の改善を促進させる作用がある為、リハビリテーションやトレーニング時間を延長させることが可能となります。
<適応>
筋挫傷、腱炎、靭帯炎などの使い過ぎによる炎症
<方法>
まず丸く円を描くように擦る
冷気→疼痛→無痛
感覚が鈍くなれば少し強く抑えながらマッサージする。
c)温熱療法
1)超短波、極超短波、(マイクロ波)照射 2)ホット・パック
3)赤外線照射
d)低周波治療法(SSP、干渉波など)
鎮痛、マッサージ効果があり、中周波療法と同様に神経、筋を刺激し筋萎縮を予防する効果もある。
e)レーザー光線:鎮痛作用があり皮膚の刺激が全くない。
f)超音波:筋挫傷(肉離れに効果的で深部の温熱血行促進作用がある)
g)水治療法:渦流浴など
ひろた鍼灸整骨院10月7日(土)午後12時~16時40分まで診療を行っております。
お身体で気になる所がありましたらご来院ください。
お待ちしております。
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