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ひろた鍼灸整骨院

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肘の痛み(上腕骨内・外側上顆炎)(2018.12.28)

<痛みの原因>
肘の外側の痛み(上腕骨外側上顆炎)
テニス選手によく起こる肘周囲の痛みを「テニス肘」と呼んでいますが、テニス選手だけでなく、手をよく使う40代前後の人にも起こります。肘を伸ばしたままで、勢いの強い頻回な前腕部の回旋運動繰り返すこと、またはその状態を保つことで、前腕の伸筋腱群(手首、指を伸ばす筋)の微細断裂による変性を引き起こします。
上腕骨内側上顆炎は上腕骨外側上顆炎に比べ起こることは少ないようです。これは日常生活動作で、前腕の屈筋群(手首、指を曲げる筋肉)が伸筋群(伸ばす筋肉)より使用頻度が少ないためと考えられます。発生機序は上腕骨外側上顆炎と同じで、前腕の屈筋群(手首、指を曲げる筋肉)と回内筋群(手首を内ひねりする筋肉)の使いすぎによって、肘の内側で腱や滑膜が変性を起こします。前腕の屈筋群を酷使するスポーツ活動によく認められ、別名「ゴルフ肘」、「フォアハンドテニス肘」と呼ばれます。

テニス・・・肘の内・外側に痛み
ゴルフ・・・利き手は肘内側、反対側は外側に痛み
重労働・デスクワーク・・・両肘の内・外側に痛み

<治療>
保存的治療が原則で、まずスポーツ活動を一旦中止し、出来るだけ肘や手首を使わないようにします。
薬物療法としては非ステロイド系抗炎症剤を処方したりします。炎症反応が強い人にはステロイド注射を行います。
リハビリとして温熱療法や電気刺激療法、ストレッチングやマッサージを行います。症状の改善でテニスエルボーバンドを着用しながらプレーを行います。個人差がありますが、症状の改善には時間がかかる場合もあります。あせらずゆっくりと治療されるのがよいでしょう。

ご不明な点がありましたらスタッフまでお願いします。

投球障害肩(2018.12.18)

上肢を使うさまざまなスポーツ動作によって、肩関節には衝突、牽引、摩擦などの繰り返すストレス(オーバーユース)が加わり、筋、腱、靭帯、関節包、関節唇、軟骨に障害をきたします。投球障害肩とは、投球動作によって発生する肩関節の障害の総称を言います。

<それぞれのフォームの時期に起こる障害の種類>
・コッキング後期の痛み
 前方不安定症、インピンジメント症候群、各筋の付着部炎・損傷、ベンネット病変
・加速期の痛み
 インピンジメント症候群、腱板炎、肩甲下滑液包炎
・減速期の痛み
 腱板不全断裂、スラップ損傷
・フォロースルー期の痛み
 後方不安定症、後方関節唇損傷、肩甲上神経麻痺、ベンネット病変

投球障害肩の種類はたくさんあり、いくつか少しずつですが紹介していきます。

・スラップ損傷
 スラップ損傷は、上腕二頭筋長頭腱と関節唇が付着している骨から剥がれたり切れたりすることで、コッキング期からフォロースルー期に疼痛や引っかかり感を認めます。

・肩関節不安定症
 不安定症には、コッキング期に繰り返される前方ストレスで生じる前方不安定症と、フォロースルー期の繰り返される後方ストレスで生じる後方不安定症があります。どちらも肩関節を包んでいる関節包が投球動作により緩んでしまい痛みが生じます。また肩関節不安定症があると、そのほかの投球障害を引き起こしやすいと言われています。

・インピンジメント症候群
 インピンジメントとは、コッキング後期に肩の骨と筋肉が衝突する現象を言います。さらに投球により衝突が繰り返されると腱板断裂(主に棘上。棘下筋)を引き起こします。症状としては、コッキング後期で肩の後方、もしくは内部痛を認めます。

・ベンネット病変
 長年の投球動作の繰り返しによって、上腕三頭筋の牽引により付着部である肩関節の骨の後下方の骨のとげが生じます。症状は、コッキング期やフォロースルー期で痛みを生じます。

・リトルリーグショルダー(上腕骨近位骨端線離開)
 成長期(8~15歳)には骨端線という骨の成長を司る軟骨層があり、この間に無理な投球を繰り返すことにより骨端線が離れてしまう障害です。症状は投球動作による骨端線全周にわたる痛み、肩の全方向の運動により痛みが誘発されます。

治療法として、電気治療、湿布、消炎鎮痛剤の服用、疼痛を取るため投球の禁止や肩の周りの筋肉の強化、ストレッチ運動などの保存療法が選択されます。それでも症状に変化がなければ手術を行うこともあります。そして、コンディショニングを改善し正しい投球フォームを身につけることも大切です!!!

不明な点等ございましたらお気軽にスタッフにご相談ください。

橈骨神経麻痺(2018.12.15)

手や指が上がらなくなる疾患の一つに、橈骨神経麻痺があります。橈骨神経は、上腕の骨を横切るようにして走行しています。
そして、前腕の方へ降りてきて手首を甲側に伸ばす筋肉や、指を伸ばす筋肉を司っています。
しかし、筋肉のすぐ下を通るため外からの圧迫を受けやすいので、腕を下にして転寝をしてしまったときや、
椅子の角などが長時間当たり続けてしまい、手首や指が動かせなくなってしまう場合があります。
中には骨折や脱臼などのケガに合併して生じることもあります。これを橈骨神経麻痺といいます。
診断は手首が上がらないなどの症状ですぐわかりますが、補助診断として神経の速度を測ってどの程度神経が侵害されているかを診断します。

治療は、固定治療を行います。具体的には手首が落ちないように装具をつけて手首を支えるようにします。
固定期間は神経の回復度合いによって個人差はありますが、大体1~2カ月くらいです。
また、お薬については、炎症・痛み止めの薬、神経に効くビタミン剤があります。

この疾患は神経が完全に切れて戻らなくなったわけではなく、
圧迫を受けたために神経の機能が一時的に傷害されているだけなので、徐々に回復していきますので心配ありません。

不明な点等ございましたらお気軽にスタッフにご相談ください。

手根管症候群(2018.12.15)

<手根管症候群って何?>
手首のところで神経が圧迫されて起こる病気です。
手のひらの親指側半分を支配する神経は手首にあるトンネルを通ります。
しかし、手をよく使う方や骨折して手首の形が変わってしまった人などでは、
トンネルが狭くなってしまい、神経を圧迫することが原因で発症します。
男性よりも女性に多く、年齢は妊娠出産期と閉経期に多いと言われています。
また糖尿病やリウマチ、人工透析なども原因として考えられています。

<どんな症状が出るの?>
早朝や起床時に強い指先の痛みや痺れが多く、
ボタンかけや硬貨・紙幣のつまみが不自由になるなどの症状が出ます。

<どんな治療があるの?>
・保存的治療(手術をしない治療)
ステロイド注射や消炎鎮痛剤の使用、神経の圧迫を軽減させるための装具による固定療法、
ビタミンB12(神経修復薬)・末梢循環改善薬の内服などがあります。

・手術療法
上記の保存的治療が無効でしびれや痛みが強い場合や、
母指球筋(手のひら側の親指の付け根にある筋肉)の萎縮がある場合にすることがあります。
手術では神経を圧迫している原因を取り除き、トンネルが広くなるようにします。

不明な点等ございましたらお気軽にスタッフにご相談ください。

ガングリオン(2018.12.14)

ガングリオンという病気は、良性のでき物です。
全身の関節にできますが、特に手首の周囲に多くできます。
ガングリオンは風船のように袋状になっており、中にはゼリー状の液が入っています。
少しずつ大きくなっていくため、打ったり、捻挫したとかの覚えがないのに痛みを感じるようになります。
とくに手首(手関節)を曲げたり、伸ばしたりしたときに痛みが強くなります。
また、手首をよく見ると大豆くらいの固いできもの(腫瘤)に気づきます。
診断としてエコー検査を行うことで中の様子はわかります。
治療は、自然に消えることが多いので、経過を見ることで大丈夫ですが、
痛みをある方に対しては、ガングリオンの液を抜き取る場合もあります。
ただし、ゼリー状の液を抜き取った後に再発することもしばしばあります。
いずれにしてもガングリオンの多くは自然に消失もしくは小さくなるので心配ありません。

気になる方は、スタッフにご相談ください。

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