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ひろた鍼灸整骨院

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踵骨骨端炎(Sever病) シーバー病(2018.11.9)

 踵骨骨端炎は、活発に運動している10歳前後の男子に多く見られる、かかとの後ろが痛くなる病気です。
 成長段階の学童期のかかと骨の軟骨部分は非常に弱い構造になっています。そのため、
筋肉の使いすぎによってかかと骨についているアキレス腱がその部分を引っ張ってしまい痛みが出てきます。
 痛みが出る時は、運動をしているときや運動が終わった後など様々で、痛みが強くなるとかかとを浮かせてつま先立ちで歩くこともあります。
他にも、かかとの後ろを押さえると痛みがあったり、時には腫れたり熱を持つこともあります。
 治療としては、しばらくの間激しい運動を中止して、痛みがひくまでそこが厚くて柔らかい靴を履くようにしてください。
また、痛みが出ないようにかかとの部分を高くするパットを靴の中に入れたりします。痛みが少し落ち着いてきたら、
ふくらはぎのストレッチを行います。電気治療や痛み止めの薬、シップなども痛みを和らげる良い方法です。
一般的に経過は良く、成長とともに痛みも消えていきますが、きちんと治る前に運動を始めてしまうと、
また痛みが出るので注意してください。

不明な点がありましたら、スタッフまでご相談下さい。

踵骨骨折(2018.11.9)

 踵骨という骨は二足起立、歩行の時にはこの狭い部分で全体重を支え、重心を一定に保つ重要な骨です。
また、踵骨はたいへん重要な骨にも関わらずいったん壊れるとなかなか元通りになりにくい性質を持っています。
 踵骨骨折は、主に30~50歳の大工・左官・トビ職など高所で作業する人に多く見られ好悪所からの墜落、飛び降り、階段からの転落、交通事故によって起こることが多いと言われています。

症状
骨折の症状は激しい痛みのため立つことや、歩くことができなかったり
くるぶしの下のほうがひどく腫れたり、皮下出血のため赤紫色になったりしますが、
このような症状は数カ月である程度はおさまります。しかし、踵骨の上には距骨という骨があり、
この間で距踵関節という関節を作っています。この関節は凸凹道等を歩くときに重要な役割を果たしているため、
骨折がこの関節まで及ぶと歩くときに不快な痛みをいつまでも残すことがあります。

治療方法
この骨折は骨折の仕方、程度によって治療方法が変わっていきます。
比較的軽い場合は徒手整復の後にギプス固定を行い、その後運動療法を行っていきます。しかし、程度の
ひどい場合等は手術療法を必要とすることもあります。それでも踵の痛みが続く場合は踵への負担を
軽くするための足底板等の装具療法がありますのであせらず治療していきましょう。

この疾患について不明な点がありましたらスタッフにご相談下さい。

有痛性外脛骨(2018.11.9)

外脛骨とは・・・?
外脛骨は健常人の役10%前後の人にみられるもので、過剰な骨1つと考えられています。
その外脛骨部分に、繰り返しストレスが加わり痛みを生じるものを有痛性外脛骨と言います。
主にスポーツ活動が盛んになる小学校高学年から中学生に多く見られます。

原因は・・・?
外脛骨があっても必ずしも痛みが生じるとは限りません。
しかし急に運動量が増えたり、捻挫などをきっかけに後脛骨筋腱によって芸脛骨部分が牽引されることによって痛みが発生します。
また、外脛骨の骨突出部が靴で圧迫されて炎症を起こすこともあります。

症状は・・・?
歩行時は軽い痛みですが、練習量の増加やランニング時には足の内側の痛みが増強します。
また、起立した時に足の内側の痛みと同部位の圧痛が特徴的です。
その他、靴による圧迫が原因の場合は隆起部の腫れや痛みがあります。

治療は・・・?
まずは痛みが軽減するまでスポーツ活動を一時中止します。
リハビリは疼痛緩和を目的に消炎鎮痛剤、電気治療を行います。ほとんどの場合、このように
経過を見ることで痛みが和らぎます。同時に、足底板を着用し土踏まずを支えることにより
外脛骨部分にかかる負担を軽減していきます。それでも痛みが強いときは一時的に痛みを緩和するために
局所注射をすることもあります。
これらの治療にて改善が見られない例では手術的治療が必要となる場合もあります。

外反母趾(2018.11.9)

外反母趾とは女性に多い病気で、足の母趾が変形して、関節が腫れて痛くなる病気です。
この母趾の変形の原因は、長年にわたって靴を履く生活を続けることによっておこります。
特にヒールの高い先が尖った幅の狭い靴を履くことによっていっそう変形が強くなり、痛みも増強します。
また、変形し腫れた箇所は靴擦れがおこって皮膚の下に滑液包という痛みを伴う袋が出現することもあります。

検査は、立体でレントゲン撮影を行って、変形の程度を評価します。
変形の程度は、外反母趾角(HV角)で表します。

外反母趾角(HV角)
  9~15:正常
  20未満:軽傷
  20以上40未満:中等症
  40以上:重症

治療は、これ以上変形しないように予防し、痛みをとるために靴をチェックして適切な指導を行います。
リハビリでは、母指周囲筋群のバランス異常を改善させ、関節のアライメントを整えるためストレッチや体操を行います。
また、下肢のアライメントを整え、疼痛の原因である荷重による圧の集中を分散させる目的で足底板を行います。
持続的なストレッチングを目的として、矯正装具を行います。
変形が強く痛みが全く良くならない場合は、手術治療が行われることもあります。

扁平足について(2018.11.2)

人はほかの動物に比べ、2本足で行動するという独自の機能を持ちます。そのため、足は全体重を支え、
かつ歩行運動の際に大きな衝撃を受けることになります。
足は、この衝撃に対し、内側・外側・横の3つのアーチ構造を持つことで衝撃を分散し、
一定の部位に大きな負担がかかるのを防いでいます。種々の原因により、このアーチ構造が低下したものを扁平足と言い、
足部の痛み・不快感・疲れやすさなどの症状を引き起こしたり、外反母趾や他の疾患の誘発になったりします。

<原因>
1.筋肉や靭帯が弱くなるために起こる(静力学性)
2.外傷性
3.先天性
4.麻痺性     など

 最も一般的で多いとされる偏平足は1の原因によるものです。
これはさらに小児期扁平足・思春期扁平足・成人期扁平足に区別されます。
 小児期扁平足は筋肉や靭帯がまだしっかりしていない時期に、
無理に立たせたりすると足は体重を支えきれず扁平足となります。
 思春期扁平足は筋肉や靭帯が弱い人が急にスポーツや肉体労働を始めた時など、
生活環境が変わったときに生じやすいです。
 成人期扁平足は思春期扁平足をそのままにしておいた結果生じるもののほかに、
高齢化と共に筋肉や靭帯が弱くなり、体重を支えきれずに扁平足となるものとがあります。

 治療は基本的に、扁平足であっても痛みなどの症状がない場合は放置しておいてよく、
症状があるものに対して行います。小児期では筋力をつける体操が主体になりますが、歩行するようになるとともに
筋力が付き5歳頃には正常となるので心配はいりません。思春期や成人期扁平足では筋力強化と足底板を用いた治療が主体となります。
いずれにせよ、手術対象となるものは稀ですので安心して治療を続けて見てください。
それでも症状が変わらなければ、ぜひ再度スタッフまでご相談下さい。

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