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ひろた鍼灸整骨院

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シンスプリントのリハビリテーション(2019.3.8)

シンスプリントのリハビリテーションは一般的に安静保持・物理療法(電気治療)・薬物療法(湿布など)・運動療法とテーピングや足底板療法の組み合わせで、痛みの程度に応じて何種類かの治療法が行われます。まず、障害の程度によってリハビリテーションの流れが決まります。

軽度(運動時痛のみ)
安静期間は圧痛(患部を押した時の痛み)の消失を指標としますが、軽度に限り、非荷重での足関節自動運動を行います。

中等度(運動時痛+歩行時痛)
歩行痛が消失するまで安静期間として、スポーツ活動を禁止とします。

重度(運動時痛+歩行時痛+安静時痛)
歩行痛が消失するまで安静期間として、スポーツ活動を禁止とします。
必要に応じて松葉杖歩行も考慮します。

<痛みが軽度の場合>※下記のメニューは安静期間を終えてから行うものとします。
1 筋力強化
復帰を予定しているスポーツ念頭に入れた運動や、下肢の筋力強化を重点的にバランスを取りながら行います。
2 ストレッチング
特に下肢を重点的にバランスを取りながら行います。
3 アイシング
運動後のクーリングダウンとして患部を15分間行います。

<痛みが中等度・重度の場合>
1 筋力強化
復帰を予定しているスポーツ念頭に入れた運動や、下肢の筋力強化をレベルの軽いものから行い、痛みの再現を認める場合は中止とします。上肢や患部以外の運動は自由に許可します。
2 ストレッチング
痛みのない範囲で下肢を重点的に開始します。
3 アイシング
15分間行います。

<痛みがない場合>
1 運動復帰
痛みの様子を見ながらレベルを上げていきます。
2 ストレッチング
運動の前後に行います。
3 アイシング
運動後のクーリングダウンとして患部を15分間行います。
4 筋力強化
再発予防として続けます。

<運動復帰について>
復帰は自分のペースにあわせて段階的なスケジュールを組み、日常生活で痛みがあるうちは運動を中止します。
痛みがなくなってから徐々に運動を開始し、再発予防のために疲労の程度に応じた運動量のコントロールやトレーニング場所を考慮し、衝撃吸収の高いシューズでトレーニングを試みます。また、回内を減少させる目的で足底板の作成も考慮します。

不明な点等ございましたらお気軽にスタッフにご相談ください。

めまい・ふらつき(2019.2.26)

めまいの原因は大別すると2つあります。脳の異常による中枢性のものや内耳などの異常による末梢性のものなどです。
中枢性の場合
脳などの血管障害・変性・腫瘍が原因で、軽いめまいのほかに神経障害も出てきます。
末梢性の場合
頭位めまい症、突発性難聴、メニエール病、前庭神経炎などの病気が原因です。
たいてい聴覚の症状を伴い、発作と休止を繰り返します。

立ちくらみのようなめまい
立ちくらみ、吐き気、目の前が暗くなる感じ、瞬間的に意識が薄れる感じ、といった症状をともないます。
こうしためまいは主に、自律神経失調症、低血圧、乗り物酔いなどが原因でおきます。
脳や内耳の病気が原因のめまいとは異なります。
循環器内科を受診してください。

回転性めまい
周囲のものや、自分自身がグルグルと回転しているように感じます。嘔吐、顔面蒼白、冷や汗、吐き気といった自律神経症状をともないます。
内耳の異常が原因で起きることが多く、病気として
・頭位めまい症:頭を特定の位置に動かすとめまいの症状が現れる
・メニエール病:内耳での内リンパ液の吸収障害
・前庭神経炎:前庭神経のウィルス性の炎症
などがあります。
まずは耳鼻咽頭科を受診してください。

浮動性めまい
脳腫瘍や脳梗塞、脳血栓といった脳血管障害(または脳血流障害)など、器質的小脳疾患、末梢神経障害あるいは、高血圧、筋緊張性頭痛など原因が多岐にわたります。
麻痺や痺れなどの神経症状があるときは重篤なこともあるので神経内科を受診してください。

めまいを防ぐ生活習慣
・規則正しい生活をし、寝不足をしない
・過労・過度のストレスを避ける
・定期的に適度な運動やストレッチをする
・禁煙(たばこは血管を収縮させ、血流を悪くする)
・塩分や水分を摂りすぎない(メニエール症予防のため)
・楽しく生活し、リラックスを心がける

軽く見ないで注意・・・
早急な治療を必要とする一過性脳虚血発作の症状として、めまいや脱力感、浮いているような異常感などを認めるような場合もあります。一過性脳虚血発作は、特に中高年の動脈硬化によって進行した血管の狭窄部位に一時的な血流不全を起こし、脳が虚血に陥った状態をいいます。

やってみよう!自分でマッサージ
百会(ひゃくえ)頭のてっぺんにあるツボ
正営(しょうえい)百会から指4本分、耳寄りにあるツボ
承霊(しょうれい)正営から指3本分、斜め後ろに下がった位置にあるツボ
竅陰(きょういん)耳たぶの後ろにあるツボ
指圧法…親指を「く」の字に曲げて、とがった部分で刺激する。この4か所のツボを順に繰り返し、約5分間続ける。
足のツボを刺激したあと、同様に横になったままの状態で行う。
太衝(たいしょう)足の甲の親指と人差し指の間から、指3本分上がった位置にあるツボ
飛陽(ひよう)足の外側のくるぶしから、焼くセンチ上がったところ
指圧法…朝、起きたら横になったままの状態で、手の指でぐっと押す。太衝と飛陽を順に刺激する。繰り返す。

ご不明な点等ございましたらスタッフにご相談ください。

足関節捻挫(2019.2.25)

捻挫とは、靭帯(じんたい)という関節をつなぎとめる役割を持つ組織が、伸びたり切れたりした状態のことをいいます。なかでも足関節捻挫は日常生活やスポーツ中での受傷など、非常に発生頻度の高い疾患の一つです。

症状
捻挫は靭帯の損傷の程度により3つに分類されています。
1度 靭帯が伸びる
2度 靭帯が部分的に切れる
3度 靭帯が完全に切れる

中でも足関節捻挫のⅡ、Ⅲ度損傷は重症度が高いので「足関節外側靭帯損傷」として診断されています。この状態は靭帯の部分断裂もしくは完全断裂の状態ですので痛みや足関節外側部分の腫れが目立つようになります。

治療方法
靭帯損傷を放置しておいた場合、靭帯が緩んだままで治ってしまい再度受傷する恐れがあるので、初回の処置が重要となります。具体的には、受傷して間もない場合は患部を冷やして腫れを抑え、損傷した靭帯に負担をかけないように固定処置を行います。捻挫の程度が軽い場合はテーピングや包帯による固定が必要となります。ギプスの固定期間は3週間程度とし、その後のリハビリとしては再受傷の防止として足関節周囲の強化とバランス訓練を行います。またスポーツ時には予防装具をつけていただく場合もあります。

経過
ほとんどの場合、歩行時の痛みもなくなり、損傷した靭帯も修復されますのでスポーツや仕事への復帰もできます。しかし、捻挫を何度も繰り返す上に患部以外の痛みや足関節の不安定感が生じる場合には、手術療法を考慮することもあります。また、足関節の不安定性が長期にわたると関節軟骨の障害が生じていることもあるので再度診察をお勧めします。ただ、捻挫であると自己判断せずに、まずはスタッフにご相談ください。

腓骨筋腱脱臼(2019.2.19)

腓骨筋腱脱臼とは?
腓骨筋腱が外果後方(くるぶしの後ろ)の腱鞘から逸脱し外果の前外方に脱臼することをいいます。

原因は?
腓骨筋腱は基本肢位(90°直角)では後方に125°の角度をなし、足関節最大背屈位では90°に走ります。つまり腓骨筋は筋力が強大なうえに腱が長く、急激な方向転換に迫られる機会が多いことからも、常に脱臼の危険性にさらされています。

症状は?
外果後方部の腫脹、皮下出血斑、疼痛をみとめます。陳旧例では日常生活やスポーツ活動での弾発音を伴う疼痛、逸脱感、脱力をみとめます。

治療は?
ギプス固定をして安静にしてもらいます。ギプス内での再脱臼を予防する目的で、腓骨筋腱を押さえ込み固定します。固定期間は4~6週間です。また受傷後1週間~10日過ぎた場合では、ギプス固定をしても再脱臼する可能性が高いので手術をすすめます。

分からない事があればスタッフにご相談ください。

温冷交代浴の方法(2019.2.18)

温冷交代浴は手術後の腫れの強い手や足、または怪我、骨折などの後で起こる関節の拘縮(かたまり)、ひどく痛みの強い手や足の治療の一環として行われます。自宅、あるいは勤務先でも可能ですので、一日に最低でも4回、できればこれより多く交代浴を行ってください。

1 自分の腕、あるいは足が十分に入る大きさのバケツを2つ用意する。
2 片方のバケツに42℃前後の温水(お風呂の温度程度)を入れる。
3 もう一方のバケツに10℃前後の冷水(冬場であれば水道水、夏場であれば水道水に氷を浮かべた温度)を入れる。
4 まず、温水に患肢(病期の腕)を2分間程度つける。
5 続いて、冷水に30秒~1分間程度つける。(痛みが強い場合には、我慢せず、時間にこだわる必要はありません)
6 4、5の操作を4~5回繰り返し、温水で終わる。


これが終わると腕はポカポカと暖かくなりますので、この間に関節を十分動かしてリハビリに励んでください。1、2回の交代浴のみで十分な持続効果は得られません、医師の指示に従って、毎日根気よく効果の出るまで続けてください。

もし不明な点等ございましたらお気軽にスタッフにご相談ください。
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